と言っていたらこのところ少し涼しくなって…
でもまた暑さはぶり返すみたいですよ。
涼しかったり暑かったり体調管理が大変な日々が続きそうです
今年は昨年亡くなった義父の初盆で、またまた「カルチャーショック
」な出来事が数多くありました。
まずは7月31日に「初盆」の仏様は*
せいがん寺というお寺に一足先に帰ってくるとのことでそのお参りがあります。
以前は
せいがん寺へ出向いてお参りをしていたそうですが、最近では菩提寺でのお参りに変わったそうで、近所にある菩提寺には今年初盆を迎える家の親族が集まりお参りを済ませました。
*
せいがん寺にある井戸を覗き込みながら話をすると
初盆を迎える仏様と話が出来るという嬉しいような怖いような言い伝えがあるそうです。
いよいよ8/13には”迎え火
”ですが その数が多いんです
松の割り木(4・5本)を束ねた物を
108束用意して *
サバ土を盛って青竹を立てた花台から外に向けて並べました。
*
サバ土というのは花崗岩が半ば風化分解した砂のこと(多分不純物が 混ざっていない神聖な土ってことかな?)
今は家の敷地内のみで迎え火
を焚く家が多いようですが、菩提寺から家までの道のりに松明を焚いて仏様を導いていたそうです。
迎え火
と送り火
のお参りはこの花台で、花台に水を撒いてからひしゃくの水を火
に沿って撒きその後お参りをします。
あっ
もちろんお寺へのお参りは毎日欠かしません。
翌日の14日は「水向け」が行われます。
菩提寺には檀家さんが集まりお参りをするのですが、初盆以外の檀家さんのお参りが済んだ後で初盆の家だけ残ってお焼香と水向けをしました。
そして16日には送り火
を焚くわけですが…やっぱり108束の松明でお見送りをすることになります。
その他にもへぇ~
っていうことが…
この180cmを越える切子燈篭は初盆の時だけ飾るものだそうです。初めて見ました
なので16日には片付けてしまいます。(灯篭の下に垂れている布は座布団などにリメイクされ灯篭部分は流したりお炊き上げをするそうです)
そして…
多分…『きゅうりの馬で急いで来て茄子の牛でゆっくりと帰る』というのが一般的だと思うのですが、おとーたんの実家(豊橋)では往きも帰りも茄子の牛
しかも往きはがんばって急いで来たので咽喉が渇いているからお水を用意して、最初のゴハンはお団子です。(因みに義母は豊橋のすぐ隣の静岡県湖西市なのですが 茄子の牛には角とススキの穂で尻尾をつけるそうです
義父は今年が初盆なのでお仏壇ではなく簡単な祭壇を用意して別に飾られその他の皆様(ご先祖様)はいつものお仏壇で。
そして…帰りは早めに帰りたいのでゆっくりゴハンを食べる暇がないから 青菜の塩茹でだけでいいからチャッと食べて帰りま~す。って事みたいです。
私の実家(横浜)は宗派の違いもあるけど色んな事が簡素化されている気がしました。
その土地土地で色々な風習や言い伝えがあるのって素敵だなとおもいました。